シャングリ・ラ

- 角川書店 価格 ¥ 1,995
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シャングリ・ラ


角川書店

価格(new/used): 1,995 円 / 444 円 より
発売日: (2005-09-23) アマゾン売上ランキング: 42631 位
単行本 / 通常3~5週間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 31件

絶賛します
ものすごく面白かったです!ありえない内容だけど、ちょっとありえるかも?!ってところが良い。しかも半端無い女子(?)達の活躍が爽快。グングン読み進められるのだけど、読んでも読んでも終わらない容量。
どうして・・・
期待が大きかったぶん、正直がっかりしました・・・。
前半は、風の谷のナウシカが頭を離れず、後半は設定にも登場人物にもまったくついていけませんでした。
登場人物の性格は1ページごとに変わっていくように思えたし、収拾がつかなくなると、オカルトに逃げ込んでまとめてしまっているように私には思えました。

ただ、好きな方もいっぱいいらっしゃるようです。好き嫌いがはっきりでる作品なのかもしれません。買う前に立ち読みすることをお勧めします。
ジャンクフード
特選超豪華素材を使って作られたジャンクフードみたいな小説。

素材はめちゃくちゃ面白い。
でも、ストーリーがごっちゃごちゃ展開するので読むのがつらい。

キャラクターもオカマのモモコさん、ブーメランを扱う女子高生など
アニメチックなのがなんとも安っぽい。
(でも、モモコさん好き)

楽しかった。でも疲れた〜。
SFっぽいファンタジー
とにかく長いです。読み終わるまで2週間くらい掛かりました。常になにかしらの謎と展開が提示され読者を引っ張っていくのが作者の狙いなのでしょうが、何処から読んでもクライマックスみたいなので、終盤は疲れてきました。キャラクタの造詣がダイナミックなので漫画のようなのですが、文章は濃いので軽くもないのです。緻密と疎漏の中間。微妙なバランスの上に立っています。
マジックリアリズムを標榜している作者の渾身の作なので、SFと云うよりファンタジー色が強かったですね。これではSF大賞は獲れんだろうと思っていたら過去に『帝都物語』が賞を獲っていたので、まんざら的外れではなかったと反省しました。
ストーリーは面白いには面白いのですが、強烈に引っ張るような伏線が無かったような。
他には無辜の民を捕まえて「丸太」と称し人体実験を繰り返す女医が、一方では娘に見返りの無い愛情を注いだりと、アンビバレンツなキャラクタをどう受け取って良いのか困りました。
とにかくこの作品にだけ当て嵌まることなのかも知れないけど、作者は残酷な描写を表わすのに躊躇いがありません。
面白かったけど深い感動は無かったような。子供を惹き付けるために何度も見所を設けている昭和の紙芝居を見ている感覚ですね。交霊術の自動筆記のように、取り留めない筆運びはまさにシャーマンの神託を傾聴しているかのようでした。
書いている途中で作者に何か起きたに違いない・・・。
表紙買いです。幻想的要素を織り交ぜつつ、哲学や科学を骨に物語を進めるものだと思っていました・・・後半に入るまでは。

少なくとも前半は稀に見る出来。壮大な建築物と超科学技術。森林化政策とゲリラ。
次世代の地球型経済システムとマネーゲーム。不可思議な異能に儀式。それらを引き立てるキャラクターたち。台詞に表れる教養的要素。とても面白かった。
おかしくなったのは戦闘が多くなる中盤からだ。

まず何より、本当に前半を書いた人か疑わしいほど台詞やキャラ作りが稚拙になる。新キャラは特に酷い。
話は突然B級未満のハリウッドコメディー然と化し、時間の経ち方にも違和感が出てくる。
そのまま終始落ち着きなく物語は進んでゆき、”逆の意味で”予想も出来ないオチに漂着する。

書いている途中で作者に何か起きたに違いない・・・と思いたい。