シェルブリット〈1〉ADEN ARABIE

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シェルブリット〈1〉ADEN ARABIE


角川書店

価格(new/used): -- 円 / 1 円 より
発売日: (1999-09) アマゾン売上ランキング: 594178 位
単行本 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 2件

ロボットアニメのようだが………
 自分の邪推ですが、この小説は、幾原邦彦が「自分はセラムンやウテナみたいな少女アニメ以外にもロボットアニメも演出できるんだ!」ということを業界にプレゼンテーションするために書いたように見えます。
 そのかいあってか、後にロボットアニメで演出を任されたのですが、ロボットアニメの演出家としての彼は凡庸としか言えません。
 それはともかく、小説自体は結構面白いです。
 一見、ロボットアニメのような設定と物語ですが、これはその体裁を借りた古典的なドイツ・ロマン主義時代のビルドゥングスロマンです。
 結末が投げてあるのが、不満ですが、諸般の事情もあったろうし、ビルドゥングスロマンとしてこれでいいのかもしれません。
 欠点はせっかく永野護を起用して書かせたロボットがありきたりで、初めて見たときは、ファイブスター物語の派生作品かと錯覚したことでしょうか。
青春の葛藤
著者を見るとSFかな?って思いますが、
読んでみると、もの凄く人間臭い葛藤が書かれてます。

主人公の子供っぽさ。それゆえの葛藤。
SFたる細かい設定はありますが、
この物語の本質はこれにつきるでしょう。

次巻が読みたくなるストーリー展開です。

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