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故郷へマのつく舵をとれ! (角川ビーンズ文庫 4-19)


角川グループパブリッシング

価格(new/used): 460 円 / 386 円 より
発売日: (2008-05-31) アマゾン売上ランキング: 2253 位
文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件

読みにくさが目立ちました;;
読了後、聖砂国編が終了した事にホッと胸を撫で下ろした訳ですが、本文の読みにくさがたいへん目立ちました。この巻に限らず、読みにくい、内容がわかりにくい、と感じる事が多い喬林先生の作風。それに加えて、緊迫ムードなはずなのにどこか外したボケのようなものがあり、その度に違和感を感じられずにいられませんでした。また、かなり巻数を重ねている割には、未だにキャラの性格もイマイチ掴みきれません。
ただ、コンラッドが大シマロンに下った謎が解明されたのは、凄く良かった。
もったい付けすぎた気も、しないではないですが…。
後半は、あまりにも内容があっさりしていた気がしました。あれだけ引いた割には、あっけない感じが。

まだまだ謎に満ちあふれている作品です。
文章の読みにくさは個人個人で違うと思いますが、もう少し、何とかしてもらいたいと思うのが本音です。
ただ、まるマのお話は好きなので、次巻も楽しみにしています。
待ちに待ったシーン!
長かったですけど、ついに聖砂国編の最終巻ですね!
ちょっと押し込め気味ですけど、十分読みごたえはありました。
そしてアーダルベルトのお茶目さが際立つ話がちらほら、三男もようやく大人へと
成長していく感じですし、サラレギーのイェルシーへの評価の面白いこと(笑)
シリアスな中にも見所がたくさんです。
そして何と言っても有利とコンラッドのシーンが格別です・・・!ようやく、辛い道のりを
越えてここまで来た!って感じですね。まだ次男が帰ってくるかは分かりませんが、何かこう・・・とっても救われました。
ここからしばらく本を捲る手が止まるほど印象的な待ちに待ったシーンです。

ただちょっと残念なのが・・・村田って、こういう子でしたか?という少し違和感を感じました。
村田のやりとりを見ていると、前世は関係ないといっても、普通に大賢者として皆みなしていて、本人もそう扱われるのが当たり前って感じですよね?
もっとこう・・・いい意味で「普通の有利の大親友」という雰囲気がもっとあった頃のほうが、彼らしいと思うんですが・・・テンカブの時はそんないい雰囲気だったのに。
ちょっと命令しなれて見下した感じの雰囲気の今回の村田を見て、前の村田が好きだったので残念・・・
有利にも別人格が出てきたように、村田もまた前世に引きずられているんでしょうか?

とうとう長男までも参戦しそうな雰囲気でドキドキです。
ちらほらんん?と思うところもありますが、とても面白いです。ぜひどうぞ!


希望が持てました!
今回はようやく聖砂国完結編です!
今作はスピード感もあって、有利も有利らしい行動を取っていて
「ああ、まるマが戻ってきたな」という感じです。
前巻が中だるみのようでいま一つ面白みに欠けたので、嬉しいです。
以下は少し内容に触れるのでご注意を。

何といっても最大の見所は、コンラッドが有利の元を離れた理由が少し
分かること、そしてそれによって二人の間のギクシャクした痛々しい
思いが、確実に溶かされていくことです。カロリアから長期間に渡って
擦れ違っていた二人なので、この展開に次巻からの希望が持てました。
お互いを絶対にあきらめきれずにいたと思うんですが、やはり「言葉」
があるのは違いますね。思いの強さがじんわり伝わってきました。

そして、サラレギーとイェルシーとアラゾンの確執めいたものが
明らかになり、少し愛憎入り組んだ感じが彼ららしいと言えるでしょうか。
サラレギーにますます惹きつけられ好きになれるのではと思います。
そして気になっていたヨザックも、コンラッドに引き続き希望が持てるのでは
と思いました。このために今までの番外編が書き上げられていたのかと思うと
大変な伏線です。

とてもお勧めです。ぜひ読んでみてください。
聖砂国編、ついに完結!
何巻も続いた聖砂国編が本巻でついに完結。
展開としてはまさに「怒濤」といった感じで、聖砂国編以前からの謎も含めて、様々な伏線に「そういうことだったのか!」「もっと早く教えてくれたってよかったじゃないか!」的に、答えが出されている。

今回は全体的に「ああ、喬林先生ってば、ものすごく書くのに苦労なさったのね」という苦慮の後が随所に見られる。
なのでかなり読みにくい文章になっているのだが、それでもここまで見事に、この巻までの謎のオンパレードに区切りをつけているのを見ると、さすがという他ない。

主立った見所は、コンラートの告白、サラレギーとイェルシーの母アラゾンの真実、ヨザックの生死、あとラスト付近での有利と村田のあれこれ、だろうか。

が、しかし。
これだけ伏線が回収されているのだから、読後は至極スッキリぽん☆かと思いきや、そうは問屋が卸さない。
新たな謎や問題を抱えつつ、「以下次号」という感じだった。
来月すぐに眞王や大賢者らの番外編短編集が出るらしいのだが、頼むから本編続きを〜っと叫びたくなるだろう。毎回、実に見事にハメてくれる作品である。すばらしい。

最後に一言。
ギャンター閣下、哀れすぎる・・・っ(涙)。
彼が救済される日がくるのを、陰ながら祈らせてもらおう。
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