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アルプスの少女ハイジ (角川文庫)
ヨハンナ シュピリ
角川書店
価格(new/used):
500 円 /
29 円 より
発売日:
(2006-07)
アマゾン売上ランキング:
9443 位 文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 3件
ハイジの明るさ、優しさに改めて感動
有名なアニメ版を子供の時に観たきりで、実は原作を読んだことがなかったので、大人になって初めてこの本を手に取りました。子供の頃観たアニメ版では、幼心にハイジの、大人の言う事をきかない態度や自由奔放さ、聞き分けのなさばかりに目がいって(トラブルメーカーだと思っていた)、好きではありませんでした。でも今になって、ハイジが孤児で、親戚をたらい回しにされている境遇であったことがよくわかり、アルムおじいさんの所に連れてこられた物語の最初の頃のハイジが、愛されず、しつけも受けていない見捨てられた子供で、この物語は、そんな子供が人との関係、神との関係を通して成長し、周りの人を変えていくというテーマであったことが、ようやく理解できました。
原作では、アニメ版ではきれいさっぱり削除された「神と人との関係」がとても大きなテーマとなっています。アニメも大変よくまとめられて、原作の持ち味を見事に映像化していると思いますが、原作者が恐らく一番大切にしていたであろうテーマがアニメ版から消えていることは、ちょっと残念に思います。だからこそ逆に、原作を手に取る価値もあるのかなあと思いました。
アニメより好感が持てる主人公ハイジ
原作そのものなので宗教色が濃いのは否めないのですが、個人的にはこちらのハイジの方がより人間味があり、またアルムおんじとデルフリ村の村民との和解もアニメみたいな矛盾はなく、すらすらと読めてしまいます。
また、ペーターがABCを覚えたきっかけがハイジによってのもので、ハイジのすばらしい機転によってペーターはABCを二度と忘れることはなくなりました。
後、ハイジがフランクフルトからアルムの山へ帰ってきた後、アルムの山へ最初に来たころのハイジとは大きく異なり、アニメ版より、こちらの方がよりハイジに好感が持てます。
素朴ないいお話!
原作では、おじいさんがハイジに対して暖かく、愛情深く、とても素敵な人柄だという事が伝わってきて、好感が持てました。
ハイジ達が住んでいるスイスの山の、新鮮な美味しい空気、美しい野原、山羊の搾りたての美味しいミルク・・・美しく楽しい情景が鮮明に浮かび、体験したくなります!
つらい出来事にも意味があり、後になれば学びになっているものだし、神様がいい時期をみて好転させてくれるから、大丈夫!・・・というハイジの体験から出てきた言葉に、とても感動しました☆
小さいのに、一生懸命生きているハイジの姿には、とても心を動かされます!
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