天使の囀り (角川ホラー文庫)

- 角川書店 価格 ¥ 820
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天使の囀り (角川ホラー文庫)


角川書店

価格(new/used): 820 円 / 260 円 より
発売日: (2000-12) アマゾン売上ランキング: 2865 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 51件

気持ち悪くなるほど恐かった
相変わらずよく調べていてとてもリアリティがあった。人間が次々と亡くなっていくときの描写が特にリアルで本当に気持ち悪くなってしまった。最後まで読み応えのある展開で目が離せなかった。
脳細胞全開。
アカデミックなリアルな視点と、グロさを上手くミックスした傑作!
相変わらず内容が濃く、読んだ手ごたえを感じさせてくれました。
現実的にはありえないと思えながらも、あらゆる知識を総動員して、読者の脳を休ませて
くれるヒマを与えない。決して白けさせないリアリズムの描写、ストーリー展開も
さすがです。

寡作で知られる著者ですが、これだけぎっしりと詰まった作品なら
完成までに時間が掛かるのも納得です。
傑作
かなり傑作です。

以前から気になっていた作家さんでしたが、こんなにおそろしく、
人間の心理をついた記載や細かな動機、また事件の背景の描写、
どれをとっても素晴らしい。

誰もが持ってる何らかのコンプレックス。そこをうまく突いてます。
表現的にグロテスクな表現が苦手な人には、厳しいかもしれないけど、
ミステリー好きな人には、絶対お勧めです。

点と点がつながる瞬間
これはこの作者の作品の中でも間違いなく1、2を争う傑作です。
この本を初めて読んだときの、主人公といわば裏の主人公と言える人物が「出会った」ときの戦慄は忘れられません。
裏の主人公が変貌してゆく様子がリアルタイムで描かれ、そしてその終着地点で二人の主人公が交錯する…まさに点と点がつながる瞬間です。
この本にはそんな瞬間が無数にあります。それは一度読んだだけでは気付くことはできません。
何回も読み込んで、初めて「ああ、ここはこういう意味だったのか」と気付くものもあります。
そうして理解を深めていくと、この物語が持つ恐ろしさや哀しさが増幅していくのです。
何回読んでも新しい発見をする、これはそんな本だと思います。
まぁ…こんなもんかな?
確かにグロイです。(特に蜘蛛のシーンはヤバイ) しかし、私的には「青の炎」や「クリムゾンの迷宮」がかなり衝撃的だったので、最後まで読んでもそれほど驚きませんでした… ちょっとホラーテイスト過ぎるというか、現実離れしているような気がしてあまり感情移入出来なかったです。展開もなんとなく予想できましたし、「青の炎」や「クリムゾンの迷宮」のような読後の喪失感みたいなのが、自分的には好きだったんですが、今回はあまり感じませんでしたねぇ〜…
ただ、続きが気になってどんどんページをめくるハラハラ、ドキドキ感は味わえました。そこはさすが、貴志先生だなぁと思ったので☆3つで。