なつのいちにち

- 偕成社 価格 ¥ 1,050
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なつのいちにち


偕成社

価格(new/used): 1,050 円 / 735 円 より
発売日: (2004-07) アマゾン売上ランキング: 135202 位
大型本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 10件

夏は子どもの夢の時間
夏休みに、子ども達は一回りも二回りも成長する。夏は子ども達の夢の時間だから。
この絵本は、言葉が少ない。そして意図的に小さな文字で書かれている。
その分、色鮮やかで構図がすばらしい絵が雄弁に「夏」を語っている。
言葉が少ないということは、読んでいて声が聞こえないことになる。
それはつまり、耳を澄ましているのと同じ効果があるのだろう。
だからこそ、セミの声も、波の音も、夕立にぬれた感覚も、草原の匂いも
全部一度に戻ってくるのだろう。
やられた、と思う。
変わらない日本の夏
一ページ一ページめくるごとに、日本の夏があふれ出してきます。虫取りに行ったのは男の子だけじゃない、女の子だった私にだってお父さんに連れて行ってもらった田舎の裏山で虫を取った思い出があります。友達と作った秘密基地、いつまでも続くと思った夏休み、夕立にびしょぬれになって走った瞬間。どれもこれも昨日のことだったように鮮明に記憶がよみがえってきます。
現代の子供たちが同じように体験できるのかは分かりませんが、そこにはおそらく変わらない夏の思い出があると思います。そんな宝物みたいなキラキラ輝く「なつのいちにち」を表現した素敵な絵本です。色彩ももちろん良いのですが何より迫力満点の構図が大好きです。
夏を体感
臨場感あふれる迫力満点のイラストからは、本当のセミの声が聞こえてきそうだ!
「まってろよ!でっかいクワガタムシ。」
少年が田んぼのあぜ道を駆け抜けるシーンはまるで動画を見ているよう!
濃い空の色、神社のキツイ階段、少年の息づかい、夕立の匂い、夕焼け雲・・・。
ぐいぐいと五感を刺激し読む者を圧倒する。
読み終えたあとに、「フー・・」と溜息が出てしまうのは私だけだろうか?

子供にも大人にも満足度の高い一冊だ。
気持ちの良い爽快な、絵本です
何事にも一生懸命だったあの頃の郷愁を思い出しながら
ゆっくりページをめくる親父をわき目に、
次のページを急ぐクワガタいのちの息子は、
独りで!あきらめない!ということに感じていたようでした。

この絵本は、懐かしい音が聞こえてきます。
空の広がり、森林の臨場感、渓流のしぶき、
夕立の感触、足の疲労を感じることができます。

気持ちの良い爽快な、絵本です。

なつかしい海と山。そしてクワガタ。
男の子なら、だれでも網をふるったことがあるでしょう。
大好きな虫を捕まえるために。

いまでは気持ち悪くて(苦笑)、
わざわざ捕まえようと思わない虫ですけれど、
あの頃は「宝」だったよね。

「男の子」の原点を、すがすがしい気持ちで満喫しました。

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