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おはなしの知恵 (朝日文庫) |
| - 朝日新聞社 価格 ¥ 546 | |
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おはなしの知恵 (朝日文庫)朝日新聞社 価格(new/used): 546 円 / 293 円 より 発売日: (2003-12-12) アマゾン売上ランキング: 103386 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件 人間の深層心理 物語を生きる現実の社会を生きるとき、人は様々な困難に出会う。 それはなぜか―。こんな話をきいたことがある。 人生はみな、何人かの盲人が象を触っているようなものだと。 ある盲人は鼻を触って「象はホースのような生き物だ」といい、 またある盲人は耳を触って「象は紙のように薄っぺらい生き物だ」といい 足を触った盲人は「像は丸太のような生き物だ」という。 人の見方はそれぞれで違い、それぞれが正しく、そして一面的である。 しかし、人はみな自分の認識した世界でしか生きられない。 だからトラブルが起きる。 そうしたトラブルは心の中にオリのようにたまっていく。 そうしたものを溶かしていく働きが、物語にはある。 事実を見る目は人によって違っても、人の感じた内的事実を 分かち合う力が物語にはある。 そうやって、幾分でも分かり合って癒されてきた人類の知恵を 河合隼雄先生が丁寧に語っている、お買い得な文庫。 人生の諸問題はすでに昔話で取り上げられていた。誰でも知っている昔話を独特のアングルで切り取り、今まで考えもしなかった面に多々気づかせてくれます。昔話は子供向けですが、実はこんなに深かったんですね。無理なく読めるし、勉強になりますし、いろいろなことに気づかされて、何より気持ちが落ち着きます。 昔話から掘り下げる現代の社会問題本書は色々な昔話を取り上げ、その物語から現代の問題を深く掘り下げたもの。単に空想の世界を批判するのではなく、物語の知恵や連想する面白さを書いています。心理学的にもユングなどのように分析し解明するという試みはしていませんが、こんな連想の仕方もあるのかと感じる一冊です。 |