イエロー・フェイス―ハリウッド映画にみる...

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イエロー・フェイス―ハリウッド映画にみるアジア人の肖像 (朝日選書)


朝日新聞

価格(new/used): 1,680 円 / 256 円 より
発売日: (1993-02) アマゾン売上ランキング: 66095 位
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プロパガンダとしての映画--民主主義国家における戦時宣伝の一例
非常に興味深い本である。この本は、第二次世界大戦中のアメリカ映画が、日本人をどう描いたかを検証し、その背景とアメリカ人の日本人観への影響を考察した本である。この本を読むと、「民主主義国家」であるアメリカにおいて、アメリカ人の敵国日本への憎悪がどの様に形成されて行ったかが、非常に良く理解出来る。第二次大戦中のアメリカで、日本への敵意を煽る為に、どの様なプロパガンダが行なはれたかを知る為に、本書を推薦する。--ただし、アメリカ人の人種偏見などは、はっきり言って、もうどうでも良い、と言ふのが、私の気持ちである。そんな事よりも、「民主主義国家」が戦争をする時、敵国への憎悪が、どの様に形成されるかを知る為のケース・スタディーとして、この本が読まれる事を希望する。--又、アメリカにおける対日プロパガンダにおいて、中国系アメリカ人が果たした役割について知っておく事も、私達日本人にとっては、一つの大きな教訓と成る筈である。(西岡昌紀・内科医/ヨーロッパで第二次世界大戦が終結した日(=ヨーロッパの東半分がソ連の支配下に陥った日)に)
ハリウッド映画に取り込まれずに主体的に見るために必要な一冊
 この本を読むと、今も昔も日系・日本人俳優にハリウッドでの活躍の場は狭いようだ。ハリウッドというのが様々なメッセージを発信している記号集団だということは言われて久しいが、それを日本人・日系人にこだわって論考した労作といえる。アメリカ近現代史をひもとく一冊としても楽しめる。