田舎暮らしに殺されない法

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田舎暮らしに殺されない法


朝日新聞出版

価格(new/used): 1,365 円 / 1,490 円 より
発売日: (2008-05-07) アマゾン売上ランキング: 19713 位
単行本 / 通常3~5週間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 7件

あなたの強力な助っ人は誰か
この「田舎」とは、ある種の、といいますか、
とある「田舎」でしかない、ということですね。
なので僕こと、いちもんめの市助は、この点で
ちょっと面くらいました。
地理的に南北に長いこの国には、多様性に
みちみちた、さまざまな田舎がありますから。
でも、しかし。最後に
「…汚れた人間が簡単に移り住んではいけない
のだと思うほどの、それはそれは素晴らしい
田舎と出会ったことがあります」と記されていて、
それが、とても丸健らしくて、また、それにつづく
述懐に心を突かれました。




田舎暮らしの前に一読を
漠然としたイメージのみで、田舎暮らしを始めてしまうと、後々苦労する可能性があることが、具体的事例によってハッキリと見えるようになる。逆に、どのようなリスクがあるか、ハッキリと書いてあるので、事前に対処方法も考える事が出来て、非常に参考になった。一般的に中々表に表れない情報なので、これからの人生に「田舎暮らし」という選択肢がある方は、読んで損はないと思う。
普通の田舎暮らし本に飽きた人へ
賊に押し入られた時のための「手製の槍の作り方・使い方」のくだりは実に興味深く読めた。「ためらうことなくその背中を刺してください」とか「とりわけ肝心なのは、武器を使用するときの、相手の鳩尾を突く練習です」とか。なかなか茶目っ気があるではないか。茶目っ気を感じるどころか不快に感じる読者もいるかもしれないが、行間を読む力量を持つ読者であれば、丸山健二がイタズラっぽい笑みを浮かべながらこの部分を書いている姿を想像できるはずだ。普通の田舎暮らしの本にない情報が満載。
団塊・60歳定年前・田舎志望に劇辛の1冊
タテマエの世間とは一線も二線も画した著者の孤高暮らしの随筆路線に共感する読者には、ほぼ納得の辛らつな1冊である。今回は安易な田舎暮らしイメージに対して、経験者として様々な批判的視点で警鐘を鳴らす。過激なタイトルだがローカル希望者は事前に読んで自然の厳しさと人間関係が参考になるであろう。
狭い社会の陰湿ぶりや選挙など日本社会の原点を指摘する部分は新聞には書かれない世界で改めて参考になる。田園のイメージとは異なる農作業の騒音・薬剤散布も落とし穴か。強盗相手に槍で応戦を勧める段はこのご時世では都市生活者の方が一面マジで心得る必要はあるかも。
読者が60歳定年間近の都市のサラリーマンを想定しているようで、酒と長期間の弛緩した生活を否定するキツイ舌鋒を「あなたは・・・」とダイレクトに向けられるのでちょっと戸惑う。
純粋に面白かったです
「まだ見ぬ書き手へ」、「生きるなんて」の路線が好きな人には
大変面白く読めるエッセーです。
槍で突くシーンなどは読む人によっては不快かもしれませんが、
不真面目なワタシなどは大声を出して笑ってしまいました。
モンティパイソンのユーモアのわかる人にはお薦めしたい一冊で
す。
ご本人は至って真面目に書かれているのかもしれませんが(笑)