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英文の読み方 (岩波新書) |
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英文の読み方 (岩波新書)岩波書店 価格(new/used): 777 円 / 450 円 より 発売日: (2007-05) アマゾン売上ランキング: 46173 位 新書 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 16件 反主流?読みやすい語り口で、静かに読み進めていける感じの本。「論理」にこだわり、接続詞に関する視点などはとても役に立った。 ただし筆者の主張するところはかなり現在の主流とは異なっている。「適切な日本語に訳せないのは本当に読めたといえない」「英和辞典はよくできているからどんどん引くべき」 など、「英語は英語のまま理解せよ」「辞書をなるべく引くな、引くなら英英」という主張が増えている中で、少し珍しい気はした。 本書は私には「猫に小判」なのかもしれない著者は英米文学が専門の東京大学名誉教授。 ■タイトルには疑問を感じる 読了直後に抱いた印象は、「英文の読み方」というタイトルは少々おおざっぱではないかというもの。本書は、著者の意図は別として、わたしのような日常的に業務で英語を使う一介のサラリーマンではなく、読者英文解釈が苦手な大学生と翻訳家を目指して日々研鑽を積む読者のために書かれたものでした。そういう人々には一定の役割を果たすかもしれないものの、そのどちらにも当てはまらない私には今とりたてて必要な書ではありませんでした。どういう目的で書かれたものであるかをより明確にするためにも、「英文の読み方」とするよりは、「英文解釈の方法」とでもしたほうが消費者には親切だったでしょう。 ■取り上げられている英文はなじみのない分野からのものが多い 英文解釈/翻訳のための練習文として本書に取り上げられている英文は、社会科学や古典文学の書物からのものが多く、そもそも解釈に難儀を感じる種類のものであると同時に、繰り返しになりますが一介のサラリーマンに過ぎない私のような読者には縁遠い文章ばかりでした。 ■狭義な意味の「読む」が私の日常にかかわりが薄い 本書が言う「英文を読む」というのは「英語を日本語に翻訳することができる」というかなり限定的な意味で使われていると思います。私のようなサラリーマンがビジネスの相手と英語でやりとりする場合には、日本語を介することがありません。むしろ日本語を介することなく日本語を読むほうが交渉はスムーズに行くのですから。 読者を選ぶ本であると、申し上げておこうと思います。 地に足がついた英文解釈のために英米文学研究者であり、また多くの翻訳書を持つ筆者が、 教職40年以上の経歴を背景に、英語の読み方について 丁寧に語った本。 この本は、いわゆるハウツーものではなく、どのように 英文を理解していくか、正確にに筋を追いながら英文を 読むにはどうすればいいかを、じっくりと、地に足を つけた質実な解説で語っている。 構成としては、英米文学作品から例を出して、その解釈に 対して解説を加えていく、という構成。 したがって、高校上級〜大学生初級など、ある程度英語の 基礎的力がある人の方が読んで得るものが多いと感じる。 ただ扱う文章は、筆者の経歴上、ほとんどすべてが英米文学 作品と、偏りがあるのが残念。逆に、文学に興味のある 読者は楽しく読めると思う。 英文を深い次元で読む喜び「英文を読む」といっても、様々な読み方があろう。ざっと読まれるために、ざっと書かれた文書であれば、大筋を理解すればよいかもしれない。が、書き手も精魂を込めて書いた以上、読み手にも精魂込めた読み方が求められる文章というのは確かに存在する。そこには、何かしらの「語調」というか「声」があるものだろう。行方昭夫氏の「英文の読み方」は、この「声」を聞き取るための読み方を説いたものだ。確かに、翻訳を目指す人にも十二分に役立つ内容であるが、著者は一貫して、読みやすい訳文とは「声」まで聞き取る精緻な読解の当然の結果であることを強調している。英文解釈と聞けば、構文のパズルを解いて、辞書の訳語をつなげて、と考える向きもあろうが、それより深い次元の読みから得られる喜びは大きい。その喜びを得るための手法を、段階を追った「英文解釈の山登り」の形で丁寧に示したのが本書の最大の長所である。読了して、英文を深く読むということが、読み手の感性、経験、人格など を総動員する、全人的な作業であることを改めて思い知らされた。 訳読のススメですね。他のレビューにも書かれている通り『英文の読み方』というタイトルにしては、内容が和訳に偏りすぎです。 かつて英語教育業界を席巻した「英語で考える」や「直読直解」という方針に真っ向から対立する「和訳してみてこそ英文理解の程度が分かる」には、ある程度の賛同はするが、ここまで訳し方にこだわられると、やはり「タイトルに偽りあり」の謗りは免れまい。何となれば「英文の読み方」の中には例えばTOEIC式の情報収集型の速読も含まれるし、当然その際には和訳にこだわることがむしろ弊害になるからだ。やはり本書のタイトルは『英文の訳し方』か『翻訳入門』位が適切だったのでは? 又、素材として選ばれている英文が文学関係に偏りすぎで、現在の社会の需要にも適っていないように思われる。解説も悪い意味での英文学購読のようで、結構難解な語句にも注は無く、文体や行間を読む事に主眼を置いたハイブラウなもの。英検1級レベル未満の学習者は手を出さない方が無難だろう。 同じテーマの商品を探す
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