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沖縄ノート (岩波新書) |
| - 岩波書店 価格 ¥ 777 | |
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沖縄ノート (岩波新書)岩波書店 価格(new/used): 777 円 / 259 円 より 発売日: (1970-09-21) アマゾン売上ランキング: 9632 位 新書 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.0 / 総数: 13件 沖縄が日本を揺るがす「日本人とはなにか、このような日本人ではないところの日本人へと自分をかえることはできないか」 この問いの答えを見出すべく、筆者は沖縄を真剣に真摯に向き合い、沖縄に揺さぶられていきます。日本語は沖縄語の前に拒絶され、天皇の権威や存在も沖縄・沖縄人の前では曖昧化されます。日本列島で当然とされていること・ものの存在が次々と懐疑的なものに変質していきます。そのとどめは沖縄が生んだ、内容の稀薄な「本土」という名称でしょう(223-224頁)。 全体として雑誌や新聞の記事を基に沖縄と沖縄に映し出された日本を筆者は描き出しています。これは労作ではありますが、当事者との対話から文を書いていくべきではなかったでしょうか。沖縄の知識人だけでなく、沖縄に暮らす庶民の生の声を直接汲み取ることや諸問題の当事者との真剣な討論を行うということも重要であったと思います。筆者が導き出した考えには私は同意できるものが多いです。それでもそれらの中にはやや客観を欠いており、筆者の主観が先行している感じがします(例、「沖縄に属する日本」など)。 本書の刊行は1970年であり、当時と現代における問題意識は、似ているかもしれませんが、全く同じではないでしょう(「沖縄独立」は国会のテーマにはなっていない。2008年8月18日現在)。本書は歴史資料になりつつあるかもしれませんが、しかし、世の中の出来事、物事、そして当然と思い込んでいる自分自身の姿を見つめなおすきっかけを与えてくれます。今でも思考変化を促す力を『沖縄ノート』は秘めていると思います。特に、人類館事件(186頁)の記述は植民地主義(「日本に展示される沖縄」)とジェンダー問題(「鞭持つ男に罵倒される沖縄の女性たち」)へと思考空間を広げてくれました。 どうなんだろうね訴訟があったため再び注目を浴びた本。 まあ長年左翼が運動の道具としてきたものに、のせられちゃった沖縄の人もどうなんだろうね。 ネットでは沖縄の人に嫌悪感を示すコメントがあふれ、以前とすっかり変わっちゃった。 彼らの優しい人柄を知っているだけに、とても残念だよ。 勝訴してよかったと思う戦争という愚かな行為がいかに人の心を蝕むかというような、 彼の言動そして本書はわたくしたち戦争というものを知らない世代へ 「語り部」となってかたりつがなくてはならない。使命があると思う。 大江氏は残酷な行為のみではなく周辺からひもといてゆく。 それは、大切だとおもう。わたくしたちに今戦争とはと、この書物が あらたに投げかけているようで大変心が苦しくなる。 日本から米国の兵士がすべてなくなる日を願うとともに、わたくしもその下の 世代に語り継いでいきたいとおもいます。戦争をしてはいけないと。 プロパガンダ云々より、年上の体験者の人たちは何かを若者達になげかけたのか 疑問です。大江文学のなかにあり特殊な一冊ではありますが。 沖縄の戦争の時や、ベトナムの事、少しは若者が知りえることの出来る一冊です。 体験者がいなくいなりつつある今、自ら愚といわれようとも記したことは よいとおもいます。 ぜひ、いまからでもお薦めしたいです。 論争と議論の一つの象徴。議論するにはまずは読もうここのレビューは非常に白熱していますが、議論をするならば、まずは読んでみるべきです。 裁判の件もあり、ニュース等でも話題・問題になっている本ですが、ニュース見た人のどれぐらいがこの本を読んでいるでしょうか? どんな議論でも当然ですが、特に簡単に手に入る資料を読んでいないのに、伝聞だけ、ニュースだけ、風説だけで判断してしまうことは避けなければなりません。 書籍の内容については賛否両論ありますが、社会的な地位のある人間が責任を持って出している書籍で、それに対しても社会的な地位のある人が批判を行っている。そこにはそれだけの歴史が潜んでいることは間違いなく、それだけで十分読んでみる価値があると思います。 他人の意見に付和雷同的に従う前に、まずは読んでみて、そして当然ながら相反する意見の情報にもあたり、読者として考えてみてはいかがでしょうか。今ならばこの本が出た当時と違い、たくさんの議論について、情報を得ることができます。 ここのレビューも含め、インターネットでは一つの場所だけだと論調が偏りがちです。そんなときはまずは賛否はともかくとしてその議論の根源のような代表的な書籍にあたってみる、というのもアナログですが考えをまとめる一つの方法だと思います。少なくとも、自分の都合のよいニュース文や他人の文を引用するだけで意見を述べた気になるようなことではなく、自らの言葉で語れるくらいの意見は持っていたいものです。 裁判になるような本か?問題になっている「集団自決」を知りたいと思って読んだが、沖縄全般のことが中心で、集団自決の部分はほんの数行、しかも「赤松」とか固有名詞は全く無い、あてがはずれた。批判的なレビューを書いている人の多くは読んでいないのではないか?大江特有のアンニュイな文体で暗い。それも彼の人柄なのであろうか? |