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完訳 千一夜物語〈12〉 (岩波文庫) |
| 豊島 与志雄 - 岩波書店 価格 ¥ 735 | |
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豊島 与志雄 岩波書店 価格(new/used): 735 円 / 201 円 より 発売日: (1988-07) アマゾン売上ランキング: 194397 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 1件 第12巻「のどかな青春の団欒」中の「解除人」にある離婚条件というのは他にもいっぱい出てきた話だ。当時の人々の大問題だったのだろう。 クルド人やシリア人についての記述もあり、中東の風土観が垣間見える。 「不思議な書物の物語」148ページの文は、現代日本ではほとんど見かけないようなセンスの修辞で作られている 「金剛王子の華麗な物語」これも相当ミステリアスな、謎が謎を呼ぶような話で、気をつけないと当初の目的が何だったのか分からなくなる。意外と100ページにも満たないような話であり、それほどの短さでありながら、読者を惑わしてしまうというところに、作者の力量を感じる。 「滑稽頓智の達人のさまざまな奇行と戦術」主人公はゴハというかなり変なおじさんだが、そのおかげでティムールを丸め込んだりしているわけだから、人間何が幸いするか分からんもんだ。 第13巻へ、「バイバルス王と警察隊長たちの物語」が続く。自分の悪事をさらけ出したりして、よく王様から罰せられないもんだと思うが。 |