羅生門・鼻・芋粥・偸盗 (岩波文庫)

- 岩波書店 価格 ¥ 399
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羅生門・鼻・芋粥・偸盗 (岩波文庫)


岩波書店

価格(new/used): 399 円 / 1 円 より
発売日: (2002-10) アマゾン売上ランキング: 242426 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件

芋粥
芋粥は今昔物語をモチーフにした作品である。私の目が芋粥に最初に触れたの歴史の教科書で、今昔物語からの抜粋であった。当時の豪族の力を示すもので、一声かければ一晩でやまのように山芋が集まる。
芥川龍之介はこの集められた山芋で作られた芋粥を御馳走になる方の男を主人公にし、その心情を見事に描いている。
とにかく読みやすい
本を読み始めたのは本当に最近の事ですが…
本の感想うんぬんより、まず読みやすかったのでよかったです。
芥川竜之介??最近の小説しか読んだことないよ…
というような私でしたが、楽しく読めました。

時代が時代なので、状況がリアルに感じられるわけではないのに、
なぜか共感するところが多いこと!
時代が違っても人の持つ醜さや心情、
いつまでも一緒なのかもなぁと感じました。
共感
和尚は醜い自分の鼻を思い切って短くしてしまいます。
ところが、願った通り鼻が短くなった途端、和尚は
みんなが自分の鼻をジロジロと見つめているような
気がして、居心地が悪くてなりません。

そういえば、流行の髪型に変えて同じ思いをしたことが…。
個性を大切にした方がいいということでしょうか。

整形を考えられている方にお薦めです。

夏の暑い日に
私は小学生の夏休みに、太陽光で灼熱の暑さとなった窓際で『羅生門』を読んだ。ぴったりな雰囲気、というより怪しげな心理状態になりつつも、こんな躍動的でドラマチック、それに醜悪な作品を書く芥川氏は、やっぱり日本随一の作家だと思った。『偸盗』は本人すら「駄作」と漏らしていたようだが、私はそんなに嫌いにはならなかった。最後の結末は、少しあっぱれな気分にすらなった。他の収録作品もポカーンとした感じで面白い。人間の心理を探るのもいいが、童話としても優れたものになりうるような気がする。