新編 啄木歌集 (岩波文庫)

久保田 正文 - 岩波書店 価格 ¥ 840
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新編 啄木歌集 (岩波文庫)

久保田 正文
岩波書店

価格(new/used): 840 円 / 48 円 より
発売日: (1993-05) アマゾン売上ランキング: 139209 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 6件

偶像化せずに
『啄木 ローマ字日記』との併読をお勧めする。
すばらしい歌を残した啄木の生身の姿を知った方が、
文学の凄みを感じることが出来る。
ちなみに、『ローマ字日記』には、生活の糧と称して友人に借金し、
その金で女郎買いに出かけるエピソードなども書かれている。
その夜、隣で寝ている女郎の陰部にこぶしを突っ込もうとするような
無茶な話も書かれているので、成人指定にし、
子供の夢は壊さないよう特記したい。
今読んでも、オリジナル。
青春の哀しい抒情と、皮肉っぽい醒めたユーモアが交錯する世界は、今読んでもオリジナル。教科書に載ってる文豪と言うより、繊細で皮肉っぽい《アウトサイダー》という感じ。読まず嫌いしてる人も多いと思うが、これを読まないのは損だと思います。《名作》というより、一種の《異端文学》。それが、この作品の最大の魅力です。
いい友達になれそう
今まで、「啄木?つまんなそー」と思ってました。
ところが読んでみて、今の自分の心情を的確にとらえた歌がたくさんあって驚きました。
短い歌に様々な思いが込められています。誰が読んでも、「ああそうだよ、この気持ちだよ、啄木さん分かってくれるのかい。いい友達になれそうだな。」と思える歌が見つかると思います。
我を愛する歌。 
石川啄木の本

私は最近これにはまっている。

遠い存在の学童、朴訥とした優しい笑顔…

中学生の頃教科書開いた 〔ふるさとの訛り懐かし 停車場のひとごみの中へ そを聴きに行く〕
この一篇の詩に出会ったっけ (;・ω・)

以来遠い存在だと思ってたけど、大人になった頃にまた、再会。

“いつとなく我にあゆみ寄り、
 手を握り、
またいつとなく去りゆく人々!”

音楽は記憶のなかで反響する。香りは感覚の中で生きていく。

いつだったか、英詩の授業の感想で… ‘詩や歌はその当時の状況や思ひ出、香りをひも解いた缶詰めみたい’と書いたが

まさに詩はその宝庫。

その先生の授業が好きで、大学卒業後、宛てに手紙をかいたなぁ……


詩が大好きです
相田みつをと通じるような
石川啄木の一握の砂に、新聞等に発表された物が加わっています。誰もが知っているように、貧困と世に入れられないもどかしさが啄木にとって作品を作るエネルギーだったのですが、それが我々に伝わってきます。背中を押してくれるような歌ではなく、そっと横に座り一緒に何も言わず座ってくれているような優しさを感じます。終に生前には、世に出ることが叶わなかった詩人ですが、今も人口に膾炙するような詩歌を残してくれました。