Balzac and the Littl...

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Balzac and the Little Chinese Seamstress

B. D. Wong
Books on Tape

価格(new/used): -- 円 / -- 円 より
発売日: (2002-08) アマゾン売上ランキング: -- 位
CD / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 9件

民話的小説
在仏中国人作家が自らの青年体験を綴ったのがうなずける
民俗色濃い小説だから
更に、著者の青年期に及ぼしたのであろう
精神の闇としての精神の危機が結末の結果に繋がる
個人的には学術研究書として読むなら価値を感じるが
小説としては話題書としてしか感じない
主人公僕17才と友人羅18才、そし小さなお針子小裁縫
3人がもたらす青春としては薄汚い世界

それが中国文化大革命がもたらした再教育の結果といのうのなら
あまりにも著者の青年期がもたらす人格形成が
歪んだ故の小説に感じる

芸術を愛せる時代に生まれて
感想:「バルザックと中国の小さなお針子」映画で観たいのですが、
観れなかったので(涙)、こちららで、しばらく前にベストセラーだった、
監督ダイ・シージィエの原本(仏語)の英文翻訳を読んでみました。
Balzac et La Petite Chinosis Talleuse 何だか意味深な題名だなと、
2,3ページ読んでみたところが、短編だったので、

気がついたら2夜ほどで読み終わっていました。
中国文化大革命の際に、こうして、反革命階級の青年達が山中村落へ
「再教育」という形で派遣されていた制度については初めて知った事です。
チベット近い山中の村落に送られた主人公(ナレーター)と友人ロウは
辛い労働をさせられながら美しい「お針子」と西洋文学に出会い

性と生に目覚めます。しかし、青春文学には「なんらかの帰結」が
待ちかねているわけです。女性としては「お針子」が惨めでなりませんが、
彼女の二人の青年との出会い、西洋文学との出会いを通して
私もほんの少し大人になったような気がしました。
ダイ・シージィエの詩的に描かれた芸術の中には、赤く染まった銀杏の葉、

マラリアに苦しむロウがムチで叩かれる姿、水牛の生け贄など「ぞっく」と
するシーンもあれば、思わず吹き出してしまう場面もありで、
読者の気持ちを和らげてくれます。ある意味では天才的な作品。
この本はダイ・シージィエの半自己伝でもあるそうです。
本以降、バイオリニストでナイーブな主人公は後にフランスへ渡ります。

友人ロウのキャラクターは読んでいて「彼はアメリカ向きかな」?
実際に後にアメリカに渡ったと知ってニガ笑い。
日本語でも訳本が出ているようなので、皆さんにもお勧めしときます。
ちょっと、足下を見てください。
人差し指が親指より長い方には特にお薦めです。

あなたはどっち?
一人の美しい少女をめぐっての青年の恋。愛し方、守り方はそれぞれなれど、
若いということは不自由なこと。愛すれば傷つき、守り抜けば、美しいモノは去っていく、その切なさが胸にしみる小説です。
予想だにしなかった結末
「本を読みたい」!当然の権利すら剥奪された中国の文化革命時代。俗にいう「インテリ」の青年達が田舎に送られ、貧しい農民と暮らすことで高等教育を受けたアタマを「再教育」する。そしてそれは「故郷に帰れずその地で朽ち果てる」ことすら意味する。そんな環境での青年達の読書への渇望、生への執着、性への目覚め。それらを美しい田舎の少女との複雑な関係を芯にして描きだしていく。結末には予想さえしなかったことが起こる。彼らのその後の人生が気になって仕方がないのは私だけではないであろう。まさに絵画のような文学だ。受け止め方は読者にフルにまかされている。読むたびに違う発見がありそうな一冊だ。
美しい風景と
貧しい村の人々の、汚いと想像できる生活。でもその背景には、美しい
と想像できる暮らしや風景が感動的!!
子裁縫に物語を聞かせる青年二人の絆と純情さが、
可愛い子裁縫の無邪気さをひきたてていて、映画を見た後のような
後味がすごく良い。こんな青春もあるんだ★